”初のハーブティー本発売!”
ハーブブレンダー・福島梨沙さんの世界観が表現されたオリジナルレシピ。
本書では、二十四節気の季節のうつろいに沿ったハーブティーレシピを24種類掲載。
ハーブティーのレシピだけでなく、季節感を感じるためのアドバイスや、身体と心の健康についてもご紹介。季節感を感じられるだけでなく、健康的な生活を送るためのヒントが得られる一冊です。
・ハーブティーブレンドレシピを知りたい
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更年期は、多くの女性が40代半ばから経験する自然な生理的過渡期です。この時期、エストロゲンなどの女性ホルモンが減少し始め、さまざまな身体的および心理的症状を引き起こすことがあります。しかし、自然療法やハーブを利用することで、これらの症状を穏やかにし、生活の質を向上させることができます。
更年期とは?
女性に訪れる更年期。40代半ば頃からエストロゲンが減少するに伴って、人それぞれさまざまな症状が起こります。エストロゲンの急降下が起こると、働きが悪くなった卵巣をもっと動かそうと、脳が興奮状態になります。この脳の混乱により自律神経が刺激され、様々な症状が現れるのです。 体の不調はもちろんのこと、イライラしたり、涙もろくなったりと心の面に症状が出る方もいます。今回は、代替療法の1つとして更年期の時期に味方になるハーブや精油(エッセンシャルオイル)をご紹介します。
メディカルハーブとホリスティックケア
メディカルハーブの基礎
メディカルハーブは、植物を使用した代替療法の一形態であり、人間本来の自然治癒力を高めることを目的としています。これらのハーブは、心と体の両方に働きかけるため、更年期のように複雑な症状が現れる時期に特に有効です。
アロマテラピーの役割
アロマテラピーは、ハーブから抽出した精油を使用し、心と体の両方に働きかける自然療法です。精油の芳香成分は、鼻から脳、皮膚から全身、鼻から肺のルートを通じて、私たちの心と体に多大な影響を与えます。
更年期におすすめのアロマとハーブ
女性ホルモン様作用を持つハーブと精油
- クラリセージ精油: ホルモンバランスの乱れを調整し、月経痛や更年期症状の緩和に有効です。
- ブラックコホッシュ: 更年期のホルモンバランスを調整し、ホットフラッシュや不安、抑うつ症状に用いられます。
フィトエストロゲンとは?
メディカルハーブの中には、女性ホルモンであるエストロゲンに似た作用を発揮するものがあります。それらは、植物ホルモン(フィトエストロゲン)と呼ばれています。代表的な成分として、大豆に含まれるイソフラボンがあります。 植物科学(フィットケミカル)成分は複合的に作用し、自立神経ー内分泌系の応答を調整し、心身相関的に働くため、ホルモン分泌や自律神経の調整に優れているばかりでなく、心身に同時に働きかけることで様々な症状を緩和します。
フィトエストロゲンについては、動画セミナーで詳しく解説しましたのでご覧ください♪
クラリセージ精油
シソ科 使用部位:花・葉 クラリセージはマスカットのような甘い香りです。
女性ホルモンの分泌を調整する働きがあることから、更年期の主症状に、オイルトリートメントでよく用いられています。 また、精油成分に含まれるリナロールは痛みと気持ちを沈める働きに加え、筋肉弛緩作用もあり、緊張からくる肩こりや全身のコリをほぐしてくれます。 クラリセージ精油はホルモンバランスの周期によって匂いの感じ方に変化の出る方が多く、必要であれば心地よく感じ、必要でなければうっとうしく感じる不思議な精油です。自分の知るためのツールとして日常に取り入れていただくのもおすすめです。
*心と体の緊張を緩める働きが強く現れることがあるため、運転前の使用は避けましょう。
ブラックコホッシュ
キンポウゲ科 使用部位:根・根茎
北アメリカの先住民が古くから利用していたハーブ。ホルモンバランスの調整するため、更年期症状のホットフラッシュ、不安、抑うつに用いられています。月経痛や月経前症候群(PMS)にも用いられています。主に、カプセル剤などのサプリメントとして販売されています。
*妊娠中、授乳中の方は使用しないこと。
症状別の活用方法
ホットフラッシュ
ブラックコホッシュのサプリメントやペパーミントの精油が味方してくれます。
ホットフラッシュは、女性ホルモンであるエストロゲンの減少による自律神経の乱れが、ひとつの原因と考えられています。
ブラックコホッシュは更年期のホルモンバランスを調整する作用があり、サプリメントやチンキ(ハーブの有効成分をアルコールに抽出したもの)が汎用されています。
ホットフラッシュが起こってしまった場合は、火照りを抑えてくれるペパーミントの精油がおすすめです。メントールの香りでクールダウンできます。
頭痛・肩こり
クラリセージの精油やジャーマンカモミールのハーブティーがおすすめ。
クラリセージの精油成分に含まれるリナロールは、痛みと気持ちを沈める働きに加え筋肉弛緩作用もあり、緊張からくる肩こりや全身のコリをほぐしてくれます。トリートメントオイルにまぜ、優しくマッサージしながら香りも楽しみましょう。
ジャーマンカモミールはピーターラビットの童話にも登場する、世界で最も親しまれているハーブのひとつです。心身をリラックスさせる作用があり、緊張による血流悪化の緩和が期待できます。
牛乳と相性がよく、ミルクティーとしても楽しめます。
不眠
不眠には寝つきが悪いタイプと途中で目が覚めてしまうタイプがあります。どちらに当てはまるでしょうか?
【途中で目が覚めてしまうタイプには】セントジョンズワート
不眠には寝つきが悪いタイプと途中で目が覚めてしまうタイプがあります。
せっかく寝られたのに途中で起きてしまうという方は、抑うつ傾向が背景にある可能性があります。
なのでこちらのタイプの方は、抗うつ作用のあるセントジョンズワートがおすすめです。
セントジョンズワートは、落ち込んだ時に明るさを取り戻させてくれるハーブとしても知られています。ハーブティで飲むのが一般的です。
【寝つきが悪いタイプには】バレリアン、ジャーマンカモミール
こちらのタイプの方には、鎮静作用や緩和作用のあるハーブが効果的です。
不眠のハーブといえば、バレリアン。バレリアンは抑制系神経伝達物質であるGABAの受容体にアプローチして、鎮静効果を発揮します。バレリアンは根を使用するため、単体では少し飲みにくいことがあります。味が苦手な方は、他のハーブとのブレンドティーやハーブをアルコールで抽出したチンキ剤を試してみて下さい。
頭痛、肩こりで紹介したジャーマンカモミールも鎮静作用があるので、寝る前におすすめのハーブです。
オリーブケアブランドの人気商品でもリラックスタイムにおすすめなカモミールブレンドを販売しております。
イライラ
イライラが募り、普段なら許せることも許せない、家族に八つ当たりしてしまう。。そんな症状を経験している方も多いのではないでしょうか。
更年期には自律神経の乱れにより、気持ちが不安定になることがあります。そんな更年期の気持ちの浮き沈みの症状の緩和には、ローズの精油がおすすめです。
いつの時代も女性に支持されてきた「愛のエネルギー」をもつローズ。精油をお風呂に1〜2適落とし、ゆっくりと香りを味わいながら入浴するだけでも、心と体が落ち着きます。
ローズの精油は他の精油に比べて高価なので、芳香蒸留水もおすすめです。化粧水の代わりや、マスクスプレーとしても使用できます。スプレーボトルに入れて持ち歩けば、イライラしたときにシュッと一拭きして気持ちの切り替えにもなります。
まとめ
更年期によくある症状別、おすすめのハーブ&精油をご紹介しました。更年期は、多くの女性にとって避けられない自然な過程ですが、メディカルハーブやアロマテラピーなどの自然療法を取り入れることで、症状の管理と生活の質の向上が期待できます。しかし、症状が改善しない場合や重度の場合は、医療機関での診察を受けることが重要です。ホルモンの低下が顕著であれば、ホルモン補充療法を行うことで症状を緩和することもできます。日常生活に支障をきたす場合は、早めに受診をしましょう。
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