”初のハーブティー本発売!”
ハーブブレンダー・福島梨沙さんの世界観が表現されたオリジナルレシピ。
本書では、二十四節気の季節のうつろいに沿ったハーブティーレシピを24種類掲載。
ハーブティーのレシピだけでなく、季節感を感じるためのアドバイスや、身体と心の健康についてもご紹介。季節感を感じられるだけでなく、健康的な生活を送るためのヒントが得られる一冊です。
・ハーブティーブレンドレシピを知りたい
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アロマテラピーとは何か?
アロマテラピーは、精油(エッセンシャルオイル)を使う自然療法
アロマ(Aroma)は「芳香」、セラピー(Therapy)は「治療・癒し」を意味します。つまり、アロマテラピーとは、ハーブなど芳香植物から抽出した精油(エッセンシャルオイル)を用いる自然療法です。
日本でも、美容やセルフケアのツールとして馴染みのあるものになってきましたが、ヨーロッパをはじめとする世界各地では古くから薬草や芳香植物が民間療法に利用されています。
精油の原料となるメディカルハーブは、病気の治療を目的とした西洋療法と異なり、ホリスティック(包括的)な働きを期待して用いられます。メディカルハーブは代替療法の1つであり、植物を使用した「植物療法」と呼ばれています。代替療法では、健康な時の人の体は、全体的に一定のバランスが取れた状態になっていると考えます。
そして、そのバランスが崩れた時に、元の調和した状態に戻す力が働くと考えるのです。これが自然治癒力です。メディカルハーブは植物の力を借りて、人間本来の自然治癒力を高めます。
精油(エッセンシャルオイル)とは
精油は、植物の花、葉、果皮、樹皮、種子、樹脂などから抽出した天然素材で、有効成分を高濃度に含んでいます。例えば、バラの精油1滴にはおよそ50輪のバラの花が含まれています。それだけ、植物の成分とパワーが込められたものなのです。
精油の役割と効果
精油には、1滴で植物のパワーがたくさん入っていることを説明しましたが、私たちの体に取り入れられる最初の臓器はズバリ「鼻」。他にも皮膚や肺からのルートもありますが、今回は鼻からの脳に行くルートをご紹介します。
鼻から脳のルート
- 芳香成分が鼻の奥にある嗅細胞を刺激し、その刺激が脳の大脳辺縁系へ伝達されます。
- さらにそこから視床下部、下垂体へと伝わります。
- また芳香成分は、脳の大脳辺縁系にダイレクトに伝わります。
- 感覚器の中でも嗅覚は、唯一「情動」(怒りや悲しみなど一時的で急激な感情の動き)に伝わるといわれています。
- 香りを嗅ぐと、心が落ち着いてリラックスできるのも、このメカニズムによるものです。
他のメカニズムを詳しく知りたい方は、
ビジネスパフォーマンス向上のためのアロマテラピー
ビジネスマンは交感神経と副交感神経のマネージメントが必須
日々の仕事のパフォーマンスをキープするためには、心身の体調管理が大前提ですよね。そんな時に味方してくれるのが、アロマテラピーです。一生懸命働いているとどうしても交感神経が優位になりがち。私も会社員で働いていた時は、残業が多かったり、家に帰ってきても寝る直前までPCを開いて資料を作ったりして交感神経がずっとONのまま。万年肩こりでした・・・。この状態が続くと、心身の不調が起こります。
交感神経が優位になっているときの不調とは?
交感神経が優位になっているとき以下の心身の不調が生じることがあります
- 緊張や不安感
- 疲労感や倦怠感
- 頭痛や肩こり
- 睡眠障害や不眠症
- 食欲不振または過食傾向
- 消化不良や胃腸の不快感
- 集中力の低下
- 思考の乱れや判断力の低下
- 不安やイライラの増加
- 免疫力の低下
- 呼吸の浅さや速さ
- 緊張した筋肉や体のこわばり
みなさんも当てはまる症状はありませんか?
副交感神経を優位に戻すためには
セルフケアとセルフメンテナンスすることをまずは覚えておいていただきたいです。ご自身で取り入れられるものはありそうでしょうか?
副交感神経のセルフケア
- 深呼吸やゆったりとした呼吸法を実践する:ゆっくりと深い呼吸をすることで副交感神経が活性化し、リラックス効果が得られます。
- マインドフルネスや瞑想を行う:瞑想やマインドフルネスの実践は副交感神経の活性化につながり、心と体のリラックスを促します。
- 自然環境に身を置く:自然の中で散歩したり、自然の風景を眺めたりすることで、副交感神経が刺激され、リラックス効果が得られます。
- 音楽を聴く:穏やかな音楽や自然の音を聴くことで、副交感神経が刺激され、リラックス効果が得られます。
- ゆったりとした運動をする:ヨガなどのゆったりとした運動を行うことで、副交感神経が刺激され、リラックス効果が得られます。
- 充分な睡眠をとる:質の高い睡眠を心掛けることで、副交感神経が活性化し、心身のリラックスを促します。
- 心地よい香りを楽しむ:アロマテラピーによる香りを楽しむことで、副交感神経が刺激され、リラックス効果が得られます。
ここで大事なのが、まずは心地よい香りを見つけること。心地よい香りはあなたが求めている成分そのものなのです。リラックスするためにご自身が好きな香りを3つくらい見つけてみましょう。
香り迷子の方におすすめ、リラックスに人気な精油3選
ラベンダー:リラックス効果でストレス軽減・安眠促進。花や葉から抽出されます。
プチグレン:樹木の葉から抽出されます。心地よい香りでリフレッシュ・リラックス効果。
オレンジスイート:明るい香りで気分をリフレッシュ・リラックス効果。
眠れない時にはこちらの記事もご参考に。
関連記事:丁寧に淹れる癒しのカモミールミルクティー
オフィスでのアロマテラピーの実践法
デスク周りをふんわり香らせる
デスク周りの香りづけは、オフィスでアロマテラピーを取り入れる簡単な方法です。
- アロマストーン: 小さなアロマストーンに数滴の好みのアロマオイルを垂らし、デスク上に置いて香りを楽しむことができます。アロマストーンは香りを長く持続させるために便利です。
- アロマロールオン: 香りのついたアロマロールオンを手首や首の後ろに塗ることで、個人的に香りを楽しむことができます。手首を近づけて深呼吸すると、香りの効果がより感じられます。
- アロマスプレー: 好みのアロマオイルを精製水と混ぜてスプレーボトルに入れ、デスク周りや空間にシュッと吹きかけることで香りを広めることができます。手の消毒用のスプレーに精油を数滴入れて、消毒するときに香りを楽しむのもおすすめ。
アロマディフューザーの活用方法
アロマディフューザーはオフィスでアロマテラピーを実践するために便利なツールです。
アロマディフューザーはアロマオイルを微粒子に分散させ、空間に均等に香りを広めることができます。このタイプは、水を使わないのでカビの心配がなく、衛生的なのでこちらのタイプがおすすめです。
オフィスの会議室や共有スペースにアロマディフューザーを設置することで、リラックスした雰囲気を作り出すことができます。参加者が快適な状態で会議や業務に集中できるでしょう。
ビジネスシーンでのアロマテラピー活用事例
リラックスのためだけではなく、脳を活性化するためや気分を変えるために精油を活用することもできますよ。集中力やクリアな思考を促進するアロマオイルを取り入れることで、効率的な仕事を行い、成果を上げることができます。
集中力やクリアな思考をサポートするアロマオイル
集中力を高めたいときに
- ローズマリー
- ペパーミント
気分を明るくしたいに
- レモン
- グレープフルーツ
アロマテラピーの注意点と安全な使い方
適切な量の使用
アロマオイルは少量でも効果がありますので、適切な量を使用しましょう。過剰な使用はアレルギー反応のリスクを増加させる可能性があります。皮膚に塗布する場合は、キャリアオイル(ベースオイル)との適切な希釈を行いましょう。キャリアオイルについてはこちらの記事もご覧ください。
安全なメーカーのものを使用する
安すぎる精油は製法や不純物が入っていることがあります。一般的に使用している精油メーカーのものを使いましょう。
周りの人にも香りの配慮を
アロマテラピーは環境や仕事場の制約によって使用が制限される場合があります。共有オフィスや特定の業種では、香りの敏感な人や匂いの制限がある場合がありますので、周囲の人々との配慮が大切です。
まとめ
最近では、心身の健康の重要性が高まり、Wellbeing、企業ではWellbeing経営をしましょう。など、従業員に対する福利厚生に力を入れたり、注目されているトピックです。私も、薬剤師として長年健康を扱う領域にいますが、年々企業も力を入れているように感じます。しかし、その一方で、なかなか進んでない印象も受けます。その本質的な問題は、人それぞれ年齢や体調、体質が異なるので、Wellbeingのメソッドはあっても自分に合うかは、ご自身での目利きが大事なんです。企業が一方的に従業員に押し付けるものでもなく、個人のリテラシーが大切ということ。
その点、香りはとてもわかりやすい。好きか嫌いかご自身で嗅いで試してください。効果や成分ではなく、自分の心地いいで選べるとセルフケア力がアップしますよ。
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